村に隠された秘密とは何なのか?「ガンニバル第2話 レビュー」(ネタバレ注意)

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ディズニー+で独占配信されているドラマ「ガンニバル
その内容を1話ごとにレビューしていきます。ネタバレになる部分もあるので、視聴前の方はご注意下さい。

主演:柳楽 優弥

■謎の失踪を遂げた駐在員の娘が登場

第一話の冒頭で半狂乱になりながら「お前らは人を喰ってる!」と叫んでいた、元駐在員の狩野治。その娘である狩野すみれが、後藤家しか参加できないはずの葬儀に忍び込んでいる所を見つかり、恵介に咎められる。
そこですみれは、第一話で熊に喰われたとされる後藤銀の遺体が入った桶を蹴飛ばす。すると中身は空。
「やっぱり空だ!」と言うすみれ。騒ぎを聞いて駆け付けた大吾がその真意を問うと、遺体は後藤家の人間が残らず食べてしまったのだという。
すると白装束を身に纏った巨大な体躯の人間(?)が現れ、すみれに接近。
間一髪で恵介に助けられ、大吾はすれみを連れて山を下りていく。
駅まで彼女を送り届ける車内で、後藤家には代々伝わる「食葬」という文化があると聞く。遺体の肉を胃に収める事で、故人の魂を自らの体内に取り込む目的なのだという。

■後藤家との衝突
前駐在の狩野治の失踪について、後藤家の人間は口を揃えて、ギャンブルで借金を作ったから夜逃げしたのだという。しかし娘のすみれは、父は後藤家に殺されたのだと主張。
真偽を確かめるため、大吾は後藤家の治める敷地を訪ねる。その道中に故意に道を塞がれるなどのアクシデントもあったが、後藤家の屋敷に辿り着いた大吾。
余計な詮索をするな、と怒り狂った後藤家の人間たちは大吾を襲撃。
多勢に無勢だと思われたが、大吾は全員を返り討ちにして署まで連行しようとする。

■有希と恵介の邂逅
一方有希は、ましろを学校に迎えに行っていた。そこで同級生の母親から、
「後藤家とはあまりか関わらない方がいい」と忠告される。
駐在所に帰ると、恵介とその他数人の後藤家の人間が居座っていた。
大吾が後藤家と衝突した事は村の掟を破る行為とされ、その因果なのか
恵介は有希を襲おうとする。

■恵介を襲う何か
騒ぎを起こした後藤家の人間を逮捕した恵介。彼のもとに、後藤家の老人たちがすり寄ってきて、「後藤の問題はこちらで解決するから、どうか子ども達を逮捕しないでくれ」と懇願。続いて、「掟を破ろうものなら、あの人が黙っていない」と脅し文句のようなものを発する。
「あの人って誰だよ」と、大吾は老人の戯言として流そうとするが、背後を振り返るとそこには異形の化け物が。
避ける間もなく大吾は化け物からの一撃を食らって失神。額から多量の血を流した大吾が、その何かに引きずられていくカットで第2話は終了する。


「コメント」
第一話でましろが出会った怪異の類。まだこの時点で正体は不明ですが、
今後物語に大きく関わってくるであろうそれが、大吾に直接危害を加えるという衝撃な展開でした。
そして後藤家の異様さ。
村には独自の掟がある。国のルールは通用しないと、後藤家の人間が言う場面があるのですが、実際にこういう「日本でありながら日本の法律が適用されない」という治外法権な地域は存在するそうです。
だからそこでは殺人さえも理にかなったものとして考えられているのかもしれません。そう思うと恐ろしいですよね。

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