4/12は「東京大学創立記念日」
大学教授というのは、小~高校の先生よりもさらに専門性の高い知識を要求される職業です。日本の学問における権威である東京大学の教授ともなれば、その頭脳は凡人の理解が及ぶものではないかもしれませんね。
今回紹介するのは、頭脳明晰な教授たちが、その頭を使って悪徳ビジネスを展開するイタリア映画
『いつだってやめられる』
シリーズは全部で3作。
「7人の危ない教授たち」➡「10人の怒れる教授たち」➡「闘う名誉教授たち」の順番です。
ナンバリングが無く、分かりにくいので、視聴の際は注意して下さい。
この映画の魅力はその設定。
大学で教鞭をとっていた主人公が契約を打ち切られ、金を稼ぐために選んだ手段がクレイジーなんです。それは「合法ドラッグを作って売りさばく」というもの。
かつての学者仲間を集めてチームを結成するのですが、またこのメンバーも個性的で面白い。
経営学、言語学、心理学など、それぞれの専門分野を活かして売れる麻薬を作っていくのです。
頭の良い人たちが、決して頭脳を良いことに使うかは分かりません。世の中にはこういう使い方も存在するんですから。
ちなみに、日本では麻薬の類は全面的に違法とされていますが、(医療用を除く)麻薬の使用により摘発されている人の数は右肩上がり傾向です。
いくら規制しても、この映画のようにどんどん新しいドラッグが作られていくのも問題なのです。
「HHC」というドラッグが昨年規制の対象になりましたが、それまでは若者を中心に吸っている人が割と多かったようです。
そして今もどこかで、また新しいドラッグが作られ、こっそりと販売されているのだと思います。
くれぐれも皆さん、気をつけてくださいね。
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