映画『ハリーポッター』シリーズに出演する俳優さんの中で、皆さんのお気に入りは誰ですか? 先生たちや敵キャラもみんな魅力的な作品ですが、実はハリポタ以外の作品でもキャストどうしが共演している映画がいくつかあるんです。今回はその中から、おすすめの3作品を選んで紹介します! まさかあの2人が!? という絡みもあるので要チェック!
①ダンブルドアとマクゴナガルが老人ホームに
ホグワーツの校長にして、史上最強の魔法使いダンブルドア。ヴォルデモートとの決戦シーンは作中屈指の激アツ展開でしたね。そしてマクゴナガルもまた、物語の最初からハリーを温かく見守り続けた母親のような存在です。このホグワーツの良心2人が共演する作品はコチラ。
『カルテット! 人生のオペラハウス』
音楽家のおじいちゃん、おばあちゃんが入居する老人ホームが存続の危機に! ホームを守るため、伝説のカルテットが再結成される。
ダンブルドアは老人ホームのボス!
ダンブルドア役のマイケル・ガンボンが演じるのは、老人ホームのボス的存在の男です。いつも柔和な笑みを湛えているダンブルドアと違い、少々威張り腐った面もあるんですが、老人ホームの危機を救おうとして動いでくれるあたりやっぱり頼れるおじいちゃん。
マクゴナガルは歌姫
マクゴナガル役のマギー・スミスは、イギリスを代表する名女優。厳格ながらお茶目な面もあるキャラクターが人気でしたが、この映画ではオペラの歌姫として登場します。
もしも魔法界がずっと平和だったら、ホグワーツ引退後の余生はこうして過ごしていたかもしれませんね。
②アンブリッジとピーター・ペティグリューが恋愛?
シリーズの中で最もヘイトを集めたであろうアンブリッジ。原作者のJKローリングは、自分の周りにいた最も嫌な人物をイメージして書いたそうで、見事に嫌われ者のキャラクターが誕生しましたね。ピーター・ペティグリューは、小賢しい裏切り男。ロンのペットに化けて身を潜めていたものの、シリウスとルーピンによって正体を暴かれてしまいました。このハリポタでは関係性のない2人が、まさかの恋愛関係に発展する映画がコチラ。
『輝ける人生』
夫に不倫された女性と、認知症の妻を持つ男性が互いに足りないものを求め、惹かれ合っていくロマンス映画。
アンブリッジは捨てられた妻
アンブリッジを演じたイメルダ・スタウントンは、人情味あふれる優しい女性の役が多いです。だからこそハリーポッターで、あそこまでヘイトを買うキャラクターを作り出したのは凄い! この映画では、35年連れ添った旦那が別の女性に浮気したことで、嫌になって家を飛び出したところから物語が始まります。
ピーター・ペティグリューは献身的な夫
ピーター・ペティグリュー役のティモシー・スポールは、ずる賢そうな見た目から、他の映画でも似たようなキャラクターを演じることがあります。でも『輝ける人生』では違うんです! 認知症を患い、自分のことを忘れてしまった妻を献身的に支える、良い夫を演じています。
この2人の恋愛なんて、誰が想像できたでしょうか?
③スネイプの首を狙うグリンデルバルド
初登場時は威圧的で嫌な先生だったスネイプですが、物語が進んで素性が明らかになるにつれて、とても愛情深い人物であることが分かりました。『ファンタスティックビースト』シリーズのグリンデルバルドは、ダンブルドアと双璧を成した闇の魔法使い。この2人が繰り広げる、血なまぐさくも美しいミュージカルがコチラ。
『スウィーニートッド フリート街の悪夢の理髪師』
美容室に行くのが怖くなる、ゴシックホラーなミュージカルです。
スネイプは横暴な権力者
スネイプを演じたアラン・リックマン(2016年に死去)は、この映画では初期のスネイプよりも嫌な奴です。街の権力者として好き放題、平気な顔をして他人の妻を奪ったりする強欲な男なんです。それが原因で主人公、トッドの恨みを買ったことで、惨劇の幕が開けました。
グリンデルバルドは復讐に燃える理髪師
グリンデルバルドを演じたジョニー・デップは、判事(アラン・リックマン)に無理やり妻を奪われて街を追放されてしまいます。時が経ち、再び戻ってきた彼は、判事が妻を自死に追いやったことを知って狂気に憑りつかれてしまうんです。そして彼の経営する理髪店を舞台に、恐ろしい復讐劇が始まります。
この2人の他にも、ベラトリックス役のヘレナ・ボナムカーター(右)や、ピーター・ペティグリュー役のティモシー・スポールも出演しています。
ハリーポッターとは違うキャラを楽しもう!
その役者さんを初めて見たのがハリーポッターシリーズだと、どうしてもキャラのイメージと結びつけてしまいますよね。ですが今回紹介したように、映画が違えば全くの別人に見えてくるものです。ぜひお気に入りのキャストさんが出演している作品をチェックしてみて下さい! 新しい発見があるかもしれません。
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