7/18は「ネルソン・マンデラ国際デー」
人種差別に対する訴えを続けた、南アフリカ初の黒人大統領ネルソン・マンデラ。彼の思想は受け入れられず終身刑にされてしまいましたが、今の世の中が差別の是正に動いているのは、マンデラ大統領のような先人の努力があってこそです。今日紹介するのは、まだ黒人が蔑まれていた時代の物語。当時の背景を理解するのにぴったりな映画です。
これまでの南アフリカ大統領は何系?
南アフリカに初の大統領が誕生したのは1961年のこと。イギリスの植民地だった南アフリカは、1934年に正式な主権国家として認められました。当時は「南アフリカ連邦」と呼ばれており、イギリスの支配を脱し、現在まで続く「南アフリカ共和国」として成立したのが1961年。
南アフリカ共和国最初の大統領
白人のチャールズ・ロバーツ・スワートが最初の大統領でした。それまでも南アフリカではアパルトヘイト政策を過剰に進めていましたが、イギリスの植民地支配から脱したことで、その勢いはさらに激化。白人至上主義がどんどんと推し進められていくのでした。
ネルソン・マンデラ就任
1961~1994年までの33年間にわたり、南アフリカの大統領を務めた人物は全員白人でした。当時はなぜか、日本人を含めたアジア人も白人として扱われていたようで、いかに肌が黒いことへの差別意識が強かったかが窺えます。そして1994年、ついにネルソン・マンデラが大統領に就任。それまで当たり前だったアパルトヘイト政策の転換を訴え、彼は一気に非難の的にされます。
ネルソン・マンデラの格言
It is not where you start but how high you aim that matters for success.
(成功するために大切なのは、どこから始めるかでなく、どれだけ高く目標を定めるかである)
黒人差別が当たり前だった時代のお話
今日紹介するのは、黒人に対する差別意識が強く根付いていた時代のアメリカが舞台の映画。原作小説は世界的に有名で、アメリカ人なら誰もが知る名作です。
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