ネットリテラシーを守ってインターネットを使っていますか?
匿名性を利用して、芸能人や特定の個人に対する誹謗中傷が後を絶たない世の中ですが、必ずしもあなたの個人情報が守られるとは限りません。
隠しているつもりでも、僅かな情報から住所や職場を特定されたりする事も
珍しくなくなっています。
今日の映画の主人公も、ネットに書き込んだアンチコメントを発端に
命を懸けたゲームに強制参加させられる羽目になります。
ガンズ・アキンボ
「4コマあらすじ」
「作品みどころ」
勝者を予想して金を賭け、犯罪者同士を戦わる闇のゲーム「スキズム」
どちらかが死ぬまでゲームは終わらず、一度参加してしまえば生きるか死ぬかしか選択肢が与えられない。
そんなゲームに参加させられた主人公マイルズは犯罪歴ナシのオタク青年。
書き込んだアンチコメントが主催者の怒りを買ったばかりに、両腕に拳銃を固定されるという仕打ちを受ける。そしてそのまま殺し合いへ。
主演のダニエル・ラドクリフの代表作といえば、皆さんご存知ハリー・ポッター。
しかし子役の頃のイメージを払拭しようと、ダニエルは様々なキャラクターに挑戦しており、今作もその一つと言える。
あんなに可愛かった少年が、魔法の杖から2丁拳銃に武器を持ち換えて
アメリカの街で暴れまわるなんて、誰が想像しただろうか。
ダニエルの主演作の中でもバイオレンスな要素が強い今作は、彼のキャリアにどう影響するのだろうか。
顔が見えないと誰でも強くなれる。スパイダーマンがマスクを被るのだって
大体似たような理由だ。
ただしマイルズの場合はそんな格好の良い理由ではなく、匿名性を利用して
他者を誹謗中傷する事に愉悦を感じているだけだ。
そんな外野の立場から一転してゲーム参加者となった彼を、周りの視聴者は
笑って見ているだけ。
そういった構図が、現代のネット社会をうまく表している縮図に感じた。
「コメント」
ダニエル・ラドクリフがまた風変りな映画に出てきたな、という印象です。
ハリーのイメージを払拭するという彼の狙いはある意味成功しているかもしれません。少なくとも私の中では、「ダニエル、また変な役やってる」という感触になりつつあります。
しかし映画の内容はとても面白く、バイオレンスでありながら激しいガンアクションは映像的にも楽しめました。
この映画から得られる教訓は、「ネットリテラシーは守ろう」という事です。
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