ドラマ紹介「マーダーズ・イン・ビルディング」 第2話(ネタバレ注意)

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■チャールズへの不信感

Youtubeでチャールズが昔に出演していた刑事ドラマを見るメイベル。
取調室で容疑者を尋問するシーンで、ブラゾス(チャールズが演じた刑事)が語った内容は、まさに先日、彼がメイベルに対して言ったセリフと同じだった。
自分の過去についてや、父に対する想いなど、全てがそっくりそのまま。
呆れかえったメイベルはPCを閉じてしまう。

■ティム・コノは誰だ?

アルコニアで発生した自殺事件。亡くなった男の名は「ティム・コノ」
ポッドキャスト「マーダーズインビルディング」の収録のため、
ティムについての情報収集を続けるチャールズとオリバー。
しかしメイベルは、実はティムと旧知の仲であった。
過去に「バーディ・ボーイズ」という男女4人のグループを結成しており、
そのうちの2人がメイベル、そしてティムだったのだ。
そんな事はつゆ知らず、メイベルを加えてポッドキャストの製作は進んでいく。

■形式的な追悼会

ティムの追悼会がアルコニアで行われた。
ティムについての情報を集められる絶好のチャンスとばかりに意気込むチャールズ&オリバー。
だが追悼会が始まってみると、誰一人してティムの死を悼んでいる者はいなかった。それもそのはず彼は相当の嫌われ者だったらしく、むしろ死んでくれて清々した、という雰囲気が流れている。
そんな中で1人、嗚咽を漏らしている男性が。ティムの知り合いかと思い声をかけると、泣いていたのは愛猫が昨日死んだからだと言う。
それを聞いたアルコニアの住民たちは驚き、そして涙を流して猫の死を悼むのだった。
猫のほうが圧倒的に人気なほど、ティムという人間に信頼が置かれていなかったのだと判明した。
そして管理人に呼び止められるオリバー。今日も一段と美しい、などと調子よくおべっかを使う彼に、管理人ははっきりとこう告げた。
「滞納している8カ月分の管理費を払わないと、強制退去になる」

■バーディ・ボーイズ

メイベルがティムと出会った過去が明かされる。
それは彼女が10歳の時、アルコニアで遊んでいたメイベルに
声をかけてきた少年こそがティムだった。
2人はすぐに意気投合し、そこへもう2人の仲間が加わったことで
4人組の「バーディ・ボーイズ」が結成されたのだ。

■ティムの記録を閲覧したい

ティムに関する記録を調べるため、住民の情報を管理している部署へ向かうチャールズ&オリバー。
受付の女性ウルスラは、陽気で柔和なオリバーには友好的だったが、
堅物で不遜なチャールズにはいい顔をしてくれない。
記録を見せて欲しいと頼むと、ウルスラは飲料の入った箱を取り出し、
一箱250ドルという法外な値段設定で売りつけてくる。それを買わないと
情報は教えない、という取引を持ち掛けられ、しぶしぶ金を払うことに。
さらにティムの部屋は翌日には一掃されるとのことで、そうなれば証拠探しは出来なくなってしまう。
急いでメイベルと合流し、ティムの部屋へ侵入。ティムが残した遺品を探す3人。オリバーは性玩具を見つけてテンションが上がり、メイベルはひっそりティムたちとの思いでに浸る。

■早くも仲間割れ?

「マーダーズインビルディング」の3人はこれまでの進捗の確認と、ポッドキャストの収録のために集合。
あいつは友達がいない嫌われ者だった、妙な性癖があった、などとティムの事をぼろくそにけなすチャールズとオリバーに、メイベルは怒りを露わにする。2人はメイベルとティムの関係を知らないので、なぜ彼女が見知らぬ他人の死に感情的になれるのか分からない。
弁明しようとするチャールズに、「どうせその言葉も刑事ドラマのセリフなんでしょう?」とさらにキレるメイベル。
実際にチャールズは、会話の節々にドラマのセリフを引用しており、その都度「これもドラマのだ」とどや顔で説明していた。冒頭の件も相まって、それもメイベルの怒りに火を注いだのだろう。
持ち前の明るさでなんとかその場を仲裁していたオリバーだったが、メイベルが部屋を去った直後には「彼女は気まぐれだ。信用できない」とチャールズに耳打ちする。

ここでメイベルの回想シーンに。
どうやら過去に起きた殺人事件にティムが容疑者として関与しているらしい事が仄めかされて、第2話は終了。


「コメント」
ポッドキャスト「マーダーズインビルディング」の3人の関係が進んだというか、複雑化してきました。
ティムと長い付き合いだったが、それを隠しているメイベル。何も知らずに
事件を追っているチャールズ&オリバーという構図です。
一話よりもそれぞれのキャラクター性が深堀されており、
チャールズは過去の栄光に縋る頑固者。オリバーは陽気で人当りがいいが、
金がなく今にもアルコニアを追い出されそうなピンチ。
メイベルは、2人には言えない過去を持っており、また気まぐれな性格なので不意に怒らせてしまう事がある、といった感じです。

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