トム・ハンクス主演映画の中で、最も理不尽なサイコキラー! 悪い事をすると、全部自分に返ってくる『レディキラーズ』 (あらすじ&見どころ)

◆外国映画紹介

人は見かけで判断できません。明らかに悪人面の犯罪者もいれば、一見すると上品そうな人がとんでもない大悪党だったりするかもしれません。
むしろ悪意を表に出さないタイプのほうがかえって厄介なものです。

今日の映画は、パッと見紳士風な男が実は強盗団のリーダーだったというお話。そんなことはつゆ知らず、罪もない夫人が自宅の地下室を貸してしまったからさあ大変!

レディキラーズ

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「4コマあらすじ」

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「作品みどころ」

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マンソン夫人宅の空き部屋を借りに来たドアは、シルクハットにステッキという、わざとらしいくらいに紳士風の男だった。
彼は自身を音楽家だと説明するが、そんなものは真っ赤な嘘。
ヒップホップのような若者音楽は忌み嫌う夫人だったが、クラシックなら、という事で、仲間たちと一緒に演奏の練習をしたいという彼の要望を受け入れる。
彼の思惑はこうだ。
ターゲットはカジノの金庫。そこから大金を盗み出すために、夫人宅の地下からトンネルを掘り、金庫まで開通させる。金庫を空にした後は再びトンネルを埋め立てて、証拠を残さずにずらかってしまおう。
夫人の前ではこれ見よがしに楽器を構えてみせ、いかにも演奏をしていました、みたいな顔をしているが、実際は強盗団の誰も楽器など弾いていない。
夫人を欺きながら地下のトンネルを拡張してゆき、一歩一歩着実に
目的達成へと近づいていくのだった。

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新聞広告を見て集まった強盗団のメンバーたち。
将軍と呼ばれる中国系の男は常に煙草を吸っており、室内は禁煙だと夫人に何度怒られても喫煙をやめない。戦闘力は非常に高く、チームの殺し屋。
最年長のパンケイクは爆弾などの兵器の扱いに長けており、トンネルを爆破する際にC4爆弾を仕掛けるなど、チームの技術担当を担う。腸の病気を患っており、任務中でも急に漏らす。
脳筋のランプは、本当に筋肉以外は何もない男。脳の発達障害があるため、
会話もたどたどしい。チームで唯一、あまり悪意を感じない人物でもある。
黒人青年のガウェインは、ターゲットとなるカジノに清掃員として勤務している。一度はカジノの女性客に手を出して解雇されたが、オーナーにチョコとメッセージカードを送るという可愛い方法でなんとか雇用を継続。カジノ内部からチームの手引きを行う。
金を盗み出す事には成功する彼らだったが、夫人にバレてしまったので
誰かが彼女を殺すしかない、という展開になり、途端に仲間割れを始める。

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マンソン夫人には何の罪もない。むしろ怪しさマックスの彼らを受け入れ、
自宅の地下室を貸してくれた善良なる人間だ。
しかしドアたち強盗団は、カジノから金を盗み出した事が夫人に見つかってしまうと、口封じのために殺そうと計画する。
ここでドアが一つの提案を出した。
夫人の頭を撃ち抜き、死体を地下室の壁に埋めてしまおう、というのだ。
これはドアが劇中で朗読していた詩が伏線となっている。
その詩の作者はエドガー・アラン・ポー。彼の著作に「黒猫」という作品があり、妻を殺した男が死体を地下の壁に埋めるというシーンが登場する。
また、夜空を舞う大鴉をドアが見上げる場面など、エドガー・アラン・ポーに関連する演出が多くされている。
そして夫人を亡き者にしようと躍起になる強盗団。しかし夫人も一筋縄ではいかず、犯罪者たちは1人、また1人と倒れていく。
ドアたち強盗団は、夫人を殺して口封じを行い、完全犯罪を成立させられるのか?


「コメント」
部屋を貸した相手が犯罪者だった、なんて考えただけで恐ろしい。
だけどそんなシチュエーションを見事に二転、三転させ、予想を裏切る展開を見せてくれる本作は非常にオススメです!
そんなところまで?という細かいシーンも後の伏線になっていたり、プロットの精緻さにも驚かされます。
コメディ映画、というわけではないのですが、笑えるシーンはたくさんあります。リーダーのドア指揮のもと、得意分野も全く異なる犯罪者たちが
意外にも手際よく強盗を遂行するので、見ていて気持ちが良いものです。
この映画の本番は強盗が成功して、夫人にバレてから始まるようなもの。
そこからの展開は、ぜひご自身でご覧になってください。

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