WBCで日本が優勝を果たし、世間の野球熱はものすごい盛り上がりを見せましたね。これを機に野球に興味を持ったという方もいるのではないでしょうか?
そんな方にオススメの野球映画。チームに赴任してきた美人オーナーを巡り、2人の男が繰り広げる戦いを描いたミュージカル作品です。
私を野球に連れてって
4コマあらすじ
作品みどころ
本作の主演は、「雨に唄えば」など数々の名作映画で主演を務めたジーン・ケリーと、「My Way」など多くの名曲を残したフランク・シナトラ。
ジーンとフランクは他の映画でも共演していますが、やはり2人が揃った時のパフォーマンスは圧巻!そこが野球場の土の上だろうが、瞬く間にブロードウェイの舞台に変えてしまうのです。
基本的に映画における2人の関係性は、奥手で恋愛下手な男(フランク・シナトラ)と、女好きの色男(ジーン・ケリー)というパターンが多いのですが、今作もそうでした。
チームの寮には厳しい門限が定められており、それを過ぎて外出すると50ドルの罰金が課されます。
でもなんとしてでも夜遊びに出かけたいデニスは、エディをけしかけてオーナーのヒギンズを口説き落とすよう誘導。
エディはもともとヒギンズに惚れていたので、願ってもない話でした。夜のプールで1人優雅に泳いでいるヒギンズのもとへ行き、なんかいい感じになります。
しかしその後、デニスもヒギンズに恋心を抱き始めるのでした。自分を彼女とくっつけようとしておいて、今さらなんだ!と怒るエディ。デニスの裏切りを発端に、2人の間に火花が散り始めるのです。
この映画の設定は100年近く前のアメリカです。当然野球場の雰囲気も今とはかなり違います。
スコアボードも電工式ではなく手書き。客席との間にあるフェンスも今ほどしっかりしたものではありませんでした。
そういう昔の野球風景を感じる事ができるのも、クラシック映画ならではの魅力ですね。
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