トレローニー先生の役者は大物女優! エマ・トンプソンが演じた個性的なキャラクターたち。予言者からファッションデザイナーまで!

◆特集記事

『ハリーポッター』シリーズの舞台、ホグワーツ魔法魔術学校には個性的な先生がたくさん在籍しています。中でも視聴者に強烈な印象を残したのが、特に大した活躍をしなかった割にキャラの濃い、シビル・トレローニー先生。ハリーより一回り大きなメガネをかけ、インチキ臭い風貌の彼女ですが、たまーに魔法界を揺るがす大予言を発動するんです。そんなトレローニー先生を演じたエマ・トンプソンの魅力をご紹介します!

エマ・トンプソンはどんな人?

1959年生まれ(現在64歳)のイギリス人女優。両親はともに映画業界の人間で、エマ自身も学生時代に女優を志す。1989年に『彼がステキな理由』でデビューを果たし、アカデミー賞を2度受賞した大物女優です。

エマは威厳のある女性キャラクターがすごく似合う役者さん。だからこそトレローニー先生はそのイメージと真逆だったんですが、見事にはまり役でしたね!
それではエマが演じた個性的な人物たちを紹介します。

カリスマ溢れるファッションデザイナー:『クルエラ』より

ディズニー映画『101匹ワンちゃん』の悪役、クルエラ・ド・ビルを主人公にした作品『クルエラ
なぜ悪魔のような女、クルエラが生まれたのか? その経緯を語った完全オリジナルストーリーで、エマ・ストーン演じるクルエラは最高にセクシーでクールでした!
この映画でエマ・トンプソンが演じるのは、クルエラが務めるアパレルブランドのボス、バロネス。

持ち前の圧倒的センスから、ファッション界の女王に上り詰めたバロネス。とにかく仕事人間で、使えない部下はバサバサ切り捨てる非情っぷり。そんなバロネスに、ファッションセンスで真っ向勝負を挑んだんがクルエラでした。エマ・ストーンとエマ・トンプソン。2人のエマが繰り広げる熾烈な戦いに魅せられる映画です。

メリーポピンズの生みの親:『ウォルトディズニーの約束』より

ディズニー映画『メリーポピンズ』が制作されるまでの過程を描いたドラマ、『ウォルトディズニーの約束』 この映画でエマは、メリーポピンズの原作者、パメラ・トラヴァースを演じています。

非常にプライドが高く、自身の作品への拘りもとても強かったパメラ。子ども騙しの映画を作るウォルト・ディズニーなんかに、メリーポピンズは任せられない! と反対します。実際のパメラは映画以上にウォルトを批判しており、「どうせ来たら文句言われる」と思ったウォルトは、『メリーポピンズ』の完成披露試写会にパメラを呼ばなかったほどです。(でもパメラが勝手に来て、結局怒って帰りました)この映画は『メリーポピンズ』をしっかり見てておくと、より楽しむことが出来ますよ!

組織を取り仕切る女上司:『メン・イン・ブラック』

地球を脅かすエイリアンに対する、特殊組織の活躍を描いた『メン・イン・ブラック
組織の人間は皆、「エージェント○○」と呼ばれています。エマが演じるエージェント・Oは上層部の人間で、メン・イン・ブラックの動きを統括する重要ポジションです。

黒いスーツにピシっとしたヘアスタイル。どこからどう見てもデキる女上司ですが、たまに変な一面を見せるんです。『メンインブラック3』では殉職した同僚の葬式において、エイリアン語で弔辞を読むという謎のシーンもあります。大物女優が1人で動物園みたいな奇声を発し、それに周りの人間が誰も突っ込まないんですよ。

むしろトレローニー先生みたいなキャラが珍しい

他にもエマが演じたキャラクターは数多く存在しますが、トレローニー先生のような人物は少ないんです。なぜスタッフは彼女をキャスティングしたかは分かりませんが、結果として視聴者に絶大なインパクトを残しましたね! 映画では予言する以外の活躍はありませんでしたが、原作では最後の戦いにおいて、商売道具の水晶玉を頭にぶつけて敵をノックアウトするという、まさかの物理攻撃で勝利に貢献しているんです。一瞬でいいから映画でもそのシーンやってほしかったですね。

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