今をときめくハリウッドの若きスター、エズラ・ミラー。公開中の映画『ザ・フラッシュ』では主演を務め、人気シリーズ『ファンタスティックビースト』でも物語のキーマンを演じました。そんなエズラは今年で30歳ですが、若い頃はまるで絵画のような美少年だったんです! 今の彼とは違った魅力をたっぷり感じられる映画の紹介です!
『少年は残酷な弓を射る』
エズラが出てくるのは映画の中盤から
エズラ目的で見始めた人が、「なんだ全然でないじゃん!」とならないように先に言っておくと、彼が登場するのは中盤からです。まずは幼少期の時代が中心に描かれるのですが、この役者の子も中々いい味を出してます。なぜかまったく母親に懐かない子どもで、意図的に母を侮辱したり挑発したりなど、まるで小さい子どもとは思えないほど醜悪な性格をしているんです。
育児ノイローゼになるのも頷ける。この悪ガキ。
青年になって、余計にヤバい子に
子どもが成長して、いよいよエズラの登場です。
完璧なまでに美少年。風格が出てきた今のエズラも好きですが、この頃は女性のみならず男性まで見とれさせてしまうような魅力を持っています。でも母親への反抗は続いており、ありとあらゆる手段で嫌がらせをしてくるんです。あとやたらカラフルなシリアルを食べているシーンがあるんですけど、甘いものを貪る美少年サイコパスというのがなんとも絵になる。ちょっとデスノートのLっぽさがあります。
妹はお兄ちゃんが大好き。でもそれを良いように使う兄
エズラ演じるケヴィンには年の離れた妹がおり、彼女は兄にすごく懐いているんです。でも兄はその愛情に応えることはありません。すぐそこにあるものを自分で動かずに妹に取ってこさせたりなど、好かれているのを利用して顎で使いまくるケヴィン。健気な妹を見てて切なくなります。
小さい頃から好きだった弓矢
ケヴィンは幼い頃、父親からオモチャの弓矢をプレゼントされ、たいそうそれを気に入りました。大きくなっても弓の練習を続け、いつしか腕前はかなり上達。誕生日には本格的な弓をプレゼントされ、ご満悦な様子のケヴィン。しかし映画のタイトルにも入っている「弓」が、物語を大きく揺るがしていくのです。
いや横顔綺麗すぎん?
時系列が分かりにくいかも?
最後にこの映画を見る際の注意点として、時間の流れが前後しまくるので混乱しやすいんです。基本的には、ケヴィンの生まれる前、ケヴィンの生まれた後(幼少期),成長後(青年期),そして最後の時間軸(これはネタバレになるので伏せます)の4つに分かれていますが、これが映画冒頭から頻繁に入れ替わるので、集中して見ないと振り落とされます! ですがそれを乗り越えれば、美しいエズラを堪能できますよ。
エズラ・ミラーの演じるサイコパスは魅力的
サイコパスというのは、どう立ち振る舞えば自分が魅力的に映るのか? というのを理解していると言います。エズラ演じるケヴィンもまさにそのタイプで、傍目から見れば爽やかな好青年なんですが、実は裏の顔は…といった二面性の表現が素晴らしいです! 『ザ・フラッシュ』でエズラが気になった方は、ぜひ本作の視聴をお勧めします!(UNEXTで視聴可能です)
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