アベンジャーズにとって、影の功労者であるアントマン。彼がいなければ過去に戻ってサノスを打ち負かすことも出来ず、宇宙は壊滅していたことでしょう。そんなアントマンを演じるポール・ラッドは、実はコメディ俳優なんです! というわけで今回は、アントマンのカッコよさとは真逆の、ポールが出演するおバカな映画を紹介します。
①元カノに振られて大暴走!:『40歳の童貞男』
不本意ながら、大人になっても貞操を守り続けたアラフォー男性を描く『40歳の童貞男』
スティーヴ・カレル主演のこの映画で、ポール・ラッドは主人公の同僚、デビッドを演じています。
「40歳で童貞かよ!?」と仲間に囃し立てられるアンディ(スティーヴ・カレル) デビット(ポール・ラッド)も驚きを隠せない様子でしたが、後日にきちんと相談に乗ってくれるいいやつなんです。ただしそのアドバイスが的確とは限りませんでした。
「酒飲んでる女を狙え」by同僚たち
女性に対して奥手なアンディをクラブの誘ったデビッドたち同僚。そこで彼らはこうアドバイスをするんです。「いいか、酔ってる女はチャンスだ。酒飲んでるやつを狙え」と。その指示に素直に従ったアンディでしたが、想像以上に酔っていた女性を捕まえたせいでとんでもない目に遭ってしまいます。彼女にハンドルを握らせたもんだからもう大変! あわや大事故を起こすところでした。 翌朝になって、「すまん言い忘れてた。酔った女に運転させるな」と遅すぎる助言をしてくる同僚たちでした。
昼休みに合コンへ、まさかの元カノと再会!
ポール・ラッド演じるデビットの一番おバカなシーンはコチラ。彼らは会社の昼休みを使って近場の合コンへ。するとそこで、デビットは元カノと再会するんです。ヨリを戻そうと企むデビット。
デビット「もう一度エッフェル塔の下で抱き合おうよ」
元カノ「嫌よ。私はあなたが嫌いなの」
デビット「は?この娼婦め」
手のひらクルクルのデビットは職場の家電量販店に戻ると、いきなりパンツを脱ぎだします! そしてカメラをつないだ売り物のテレビに自分の肛門を映し出して、何やら喚きだしました。同僚が止めに入るも、振られたショックで壊れたデビットは言う事を聞きません。
ほんとにこの人、世界を救った…?
②職場で香水テロ:『俺たちニュースキャスター』
人気キャスターの座を巡る、テレビ局内の抗争を描いた『俺たちニュースキャスター』
この映画では、主人公ロン・バーガンディが率いるキャスターチームの一員をポールが演じています。
生粋の香水オタク
テレビ局に入社してきた女性キャスターのヴェロニカ。その美貌にデレデレし、あの手この手で口説こうとする男たち。香水コレクターのブライアン(ポール・ラッド)もその1人で、自身のコレクション棚から取って置きの香水を取り出すんです。
その香水は「セックス・パンサー」という名の商品。女を落とすのに最高の臭いとのことですが、これがとんでもない激臭を放つんです! 手首、首筋に必要以上に香水を塗り込んだブライアンは、意気揚々とヴェロニカのもとへ。しかしテレビ局内はセックス・パンサーのせいで異臭騒ぎに! 無理やり外へつまみ出され、臭いが取れるまでホースで水浸しにされるブライアンでした。
カッコ良くないけど、憎めないキャラ
ポール・ラッドの演じるコメディ映画のキャラクターは、どれもアントマンのようにカッコよくはないんですが、なんだか憎めなくて、友達にいたら絶対楽しい感じの人なんです。アントマンでポールの魅力にハマった人は、ぜひ今回紹介した映画もチェックしてみて下さいね!
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